Eテレ「地球ドラマチック」にもASIMOが出たよ!

最近のASIMOネタはほぼ自己満足な長文なんだけど、さっぱり懲りてないわたしは今日も長文を書くのです。
だってASIMOがまたTVに出たから。
校正しようと思ってプレビュー見たら、ほんとに長文で自分でびびったw

今回ASIMOが登場したのは、Eテレの「地球ドラマチック」でやってたフランスの番組。
タイトルは「ロボットがやってきた! その時、人間は…」。
ホンダモーターヨーロッパの2代目ASIMOが出てたの。
ホンダのウィリアムなんとかさんが、ASIMOと仲良ししててとっても羨ましかった。
あと、参考映像で初代くんも3代目くんも出てた♪

まぁASIMOに関しては特に真新しいことはなかったんですけどね。
ただ、番組の最後で、

「iCubのように学習し、NAOのように感情を理解し、ASIMOのように機敏に動き、ニーナのような知能と個性を持った、人工皮膚を持ったロボットができたら」

って感じのこと言ってたけど、これ大不満。
ASIMOのすごいとこは機敏さだけじゃないし。
自分の判断で自律的に動いて受付案内業務もできるし、複数のASIMO同士で連携したり、人とぶつからないように歩くこともできるんだよ。
他のロボットで、ロボット同士の連携なんてできるのなんてそうそういないでしょ!(たぶんw)

ま、それはともかく、他にもたくさんのヒューマノイドロボットが取り上げられていておもしろかったです。
エヌモも出てた!!

エヌモって、わたしが勝手にそう呼んでるだけなんだけど、NECのコミュニケーションロボットのPaPeRoくんなのです。
番組では「マチルダ」なんて名前でオーストラリアの高齢者施設で実証実験してたけど。
最初NECのロゴは隠されてるし(ASIMOのHONDAロゴは隠されてなかったよ!)、名前は違うし、でも見た目はそっくりだし、まさかのパクリロボットかと思ってびっくり。
ググってみたらNECと京都大学とオーストラリアのどこかが共同開発をしているみたいです。
でも名前、マチルダよりPaPeRoがかわいいし、エヌモはもっとかわいいよね(真顔で)

エヌモはおりこーさんなので、高齢者の方々にお薬の時間だよ、とかいうのを教えたりするお仕事をしていたようです。
番組ではエヌモが喋ってるっぽいシーンでは音声なしだったから、残念。
エヌモの声が聞きたかったよ。

あと登場してたロボットは、覚えてる限りでは、……。

一番最初に出てたロボットの名前忘れた。

なんか、日本で開発されたなんとかってロボットを使ってフランスの研究所で研究してたんだけど、なんだっけね。
4000万円したんだってよ。
ということはさらなる完成度を誇るASIMOは1体いくらなんだろうね?

でもこのロボット、地面に落ちた物拾ってた。
ASIMOできないんじゃないこれ?
構造的に深く前屈できるように見えないし……。

あとは、ドイツのロボットが容器の蓋開けたり、中の液体を容器に注いだりしてた!
ASIMO以外にもこんなことできるロボットいるんだ。
動作はASIMOの方が圧倒的にスムーズでエレガントだけど。
ドイツには他にも食器洗いができるロボットがいるみたい。
まだ研究段階ということで4倍速の映像でも相当動きゆっくりだったけど、この辺はお金かけたり研究が進めばどうにでもなりそうだよね。
ドイツは家事援助をするヒューマノイドロボットが欲しいのかな♪
わたしも欲しいw
もちろんASIMOが家事してくれるんだよ!

日本のロボットでは、大阪大学の石黒教授のロボットも紹介されてました。
身長130cmの赤ちゃんロボットが、どうにも……。
出産前の妊婦さんとか助産師さんの勉強用に開発しているらしいけど、うーん。
ケチをつけるわけじゃないけど、ロボットを使って新生児への対応を学ぶってどうなんだろう。
赤ちゃんのコミュニケーションの発達を研究する目的でなら赤ちゃんロボットの開発は理解できるんだけど……。

女の子ロボットとか成人女性ロボットとかは、遠目だと人間そっくり。
表情の動きはまだ違和感あるけど、いずれ違和感ないレベルまで表現できるようになるんだろうなー。

アメリカが開発した手術支援ロボットのダヴィンチもこの番組でも登場。
そしてJazzっていう、病院内をうろうろしてディスプレイを介して医師が入院患者や医療スタッフとコミュニケーションを取るロボットも出てました。
いずれロボットの遠隔操作で診察もできるようになれば、医師が回診しなくなる時代も来るのかな。
入院中は弱気になってそうだから、できれば生身の人間に会いたいけどw

あとはおもしろどころでは、シンガポールが開発したキッセンジャー。
遠く離れたところにいる恋人とキスができる(気分になる)ロボット(笑)
なんか球体に唇がついてて、相手のキスを再現してくれるらしいけど、しばらく使っているとキッセンジャーそのものに愛着を持ってペットを構うように構うようになるとか。
AIBOが発表されたとき、わりと海外の反応って拒絶的なものも目立ってたと思うんだけど、意外とみんな機械に愛着持つんだね。
AIBO、また開発再開してくれないかなぁ。
今度はネコ型ロボットも作ってくれたらいいのに。
できればタヌキ型した、お腹にポケットついた子もw

アザラシロボットのパロと恐竜型ロボットのプレオも出てた。
ほんのちょっとだけど……。

後半は人工知能のお話。
子どものように学習するロボットiCubとか、相手の感情や性格を認識して相手に会わせた対応ができるようになるロボットNAO(ナウ)とか。
NAOはそこそこかわいいけど、iCubは顔が怖い上に顔と腕の一部とか以外全部剥き出しだからこわいw

出てきてたロボットの多くは国とか大学の研究所で研究・開発されてるんだけど、それを考えるとASIMOって異色だよね。
利益をあげなきゃいけない企業で開発されてるもんね。
そして企業だから、機能を開発する人だけでなくデザイナーさんがいて、かわいらしく完成度の高い外見にすることができるんだよね。
AIBOもそうだし、エヌモも、トヨタのロボットもそう。
ちゃんとデザイナーさんがいて、ヒューマノイドロボットは実用化はまだだけど、それでもきちんと商品というか製品というか、外に出せる物としての外見が整ってるのは、企業生まれだから。
ASIMOがHonda生まれで本当によかった♪
大好きASIMO。
大好きHonda。

大好きと言えば、番組で、「将来はロボットと恋をする人も出てくるかも」なんてナレーションとともに、

無駄にイケメンなロボット

が登場してたんだけど、何あれ!!
しかも裸のきれーなおねーさんと抱き合ってた映像が美しいんだけど(笑)
腕とかにINTIMO PERSONAL SERIESって書いてるのは見えたんだけど、なんだあれ。
ググっても出てこないから、ふと思ってhandsome robotでググったら、一発で出てきたw

参考までに、ここ。
http://www.templates.com/blog/robots-people-striking-3d-perspective/

ちなみにこの無駄にイケメンなロボットは、実在するわけではなくCGだそうです。
お名前はパーソナルロボット05。
妙に完成度高いから、実在したらすごいと思ったのに。

でも人工知能開発が発展してこんなロボットが個性を持ち出したら、たしかに恋に落ちることはあるかもねー。
わたしはいやだけど。
プログラムだから個性には限界があるし、感情も持ったフリだけだし。
相手の感情を認知することはできるようになってほしいけどね。

相手の感情の認知は、ASIMOでも開発が進んでると思うけど。
BSでやってた「夢のその先へ ~新世代ロボットに託した想い~」でASIMO開発責任者の重見さんがそんな感じのこと言ってたし。

そういえば、NAOは相手の感情とか性格傾向を察することができるように開発が行われてるけど、これが完成したら、空気の読み方がプログラムで再現できるのかな、と思うとちょっとおもしろい。

でも世界のヒューマノイドロボット開発の潮流って、今後どうなるんだろう。
ロボットなのかアンドロイドなのか。
人工皮膚を持った人間にしか見えないアンドロイドは、2コ前のブログにも書いたけど、やだなぁ。
わたしはやっぱり「ロボット」としてのロボットがいい。
ASIMOみたいな♪
ま、この辺は好みだけど。

ロボットが実用化されて身の回りにあふれるようになるまで、あとどのくらいかかるんだろう。
わたし生きてるといいな。
この目で見てみたい。
有名なアシモフのロボット3原則とか、どうなるんだろう。

あと、番組ではロボットが人の生活にとけ込むことで新たな孤独ができるのでは、TVをずっと子どもに見せ続けることの功罪と同じで云々……みたいなこと言ってたのも気になる。
どうなんだろう。

けど、結局生身の人と人のコミュニケーションは、多少薄くなることはあってもなくならないと思う。
ロボットとの疑似コミュニケーションで満たされる部分はあるかもだけど、どんなに人工知能が発展しても、ロボットは人生を生きることがない以上、高度なコミュニケーションは取れないんじゃないかな。
人間みたいに、生まれて、母子関係、家族関係、保育園・幼稚園での集団関係を体験して、小学校以降のより複雑な人間関係を生きていくことがないから、自分の経験をふまえた上で話をすることができないでしょ。
人生相談しても、一般論でしか返せないと思う。

コミュニケーションなんて、誰とでも取れればいいものじゃないし。
相手がどんな風に自分を理解してくれるのか、自分が相手をどんな風に理解できるか、それぞれこれまでの人生の経験をふまえての理解で、そこのツボが合う人同士だと親密感が生まれるし、信頼感もそこから生まれるんだと思う。
ロボットとは、それは無理じゃないかな。
情緒も見せかけだし。

そういう意味では、やっぱりASIMOは下手に人間に近づけないで、人間の生活をアシストする方向で開発が進むといいな。

ただ、もっともっと科学が進歩して、脳を再現できるようになったら、どうなるんだろう。
でももうそれはロボットじゃないよね。
命って、生命ってなんだろう、っていう問題を突きつけられる気がする。

でもその頃には生きてないだろうな、残念。